Claim Couponの基本的な使い方
ClaimCouponは、Shopifyストアで「獲得型クーポン」を実現するアプリです。
標準のShopifyディスカウントは「コードを知っていれば誰でも使える公開型」ですが、ClaimCouponでは顧客がクーポンを「獲得する」という1アクションを挟みます。このワンクッションが、顧客アカウントの作成・失効前のリマインド通知・マーケティング同意の収集といった、ストアのKPIを構造的に改善する仕組みを生み出します。
この記事では、ClaimCouponの基本的な使い方として、以下の流れをご紹介します。
- クーポンを作成する
- アプリブロックを設置する
- Customer Accountでクーポン一覧を表示する
- Flowでメール通知を自動化する
1. クーポンを作成する
ClaimCouponのクーポン一覧ページから、クーポンを作成します。
作成方法は2つあります。
- Create Coupon:新規にクーポンを作成する
- Import Existing:既にShopifyで作成済みのディスカウントコードを取り込む
クーポンタイプの選択
「クーポンを作成」をクリックすると、タイプ選択のモーダルが表示されます。
| タイプ | 内容 |
|---|---|
| Amount off products | 特定商品・コレクションの割引 |
| Amount off order | 注文全体の割引 |
| Free shipping | 送料無料 |
| Buy X get Y | X点買うとY点を割引/プレゼント |
クーポン作成画面
タイプを選択すると、クーポン作成画面が開きます。主な設定項目は以下のとおりです。
-
ディスカウント概要
- タイトル(任意):お客様アカウントのクーポンページで表示される名称。未入力時はコードが使用されます
- ディスカウントコード:Shopifyディスカウントと同じ
- URL(任意):このクーポンに関連付けるURL
- 画像(任意):お客様アカウントのクーポンページで表示される画像(推奨サイズ:300×300px)
-
配布方式
- スタンダード:Shopify標準のディスカウントクーポン
- グループクーポン:最低獲得人数を設定するグループクーポン
- 割引額:Shopifyディスカウントと同じ
- お客様の資格:Shopifyディスカウントと同じ
- 最小要件:Shopifyディスカウントと同じ
-
利用制限
- このクーポンの獲得回数を制限する:獲得できる人数を制限します。利用回数と違い、獲得そのものを制限します
- このディスカウントの合計利用回数を制限する:Shopifyディスカウントと同じ
- 顧客1人につき1回に制限する:Shopifyディスカウントと同じ
- 組み合わせ:Shopifyディスカウントと同じ
- 有効期間:Shopifyディスカウントと同じ
Coupon IDについて
クーポンを作成すると、自動的にCoupon IDと呼ばれる8文字の識別子が発行されます。次の手順で設置するアプリブロックに「どのクーポンを表示するか」を指定するために使用します。クーポン一覧からコピーできます。
2. アプリブロックを設置する
テーマカスタマイザーから、ClaimCouponのアプリブロックをストアフロントに設置します。設置したいページを開き、セクション内にアプリブロックを追加してください。
提供ブロック一覧
| ブロック | 用途 | おすすめ設置場所 |
|---|---|---|
| クーポン獲得ボタン | クーポン獲得ボタン | キャンペーンページ |
| 商品ページ割引表示 | 商品ページの割引額をリアルタイム表示 | 商品ページ(価格の下) |
| クーポン概要 | クーポンの詳細情報を表示 | キャンペーンページ |
| カートクーポン | カートページで獲得済みクーポンを表示・適用 | カートページ |
| クーポンカウントダウン | クーポン期限までのカウントダウン表示 | 商品ページ、キャンペーンページ |
ブロックの基本設定
各ブロックの設定画面で、表示したいクーポンのCoupon ID(手順1で確認した8文字のID)を入力します。カートクーポンブロックのみ、獲得済みクーポンを自動取得するためCoupon IDの入力は不要です。
3. Customer Accountでクーポン一覧を表示する
ClaimCouponは新Customer Accountに対応しており、お客様のアカウント内に「獲得済みクーポン」の専用ページを提供できます。表示には以下のマーチャント操作が必要です。
手順1:Extensionの有効化(必須)
- Shopify管理画面 → 設定 → チェックアウト → 設定 → カスタマイズをクリック
- 画面左上のアイコンメニューからアプリ(パズルピース型のアイコン)を選択
- ClaimCouponのCoupons+をクリックして有効化
- 保存
この操作を行わないと、メニューにリンクを追加してもページが表示されません。
手順2:Customer Accountメニューへのリンク追加(推奨)
- Shopify管理画面 → コンテンツ → メニュー → Customer account main menuを開く
- メニュー項目を追加 → アプリ → 「Coupons」を選択
- 保存
これでお客様のアカウントページに「Coupons」項目が追加され、獲得済みクーポンの一覧を確認できるようになります。
4. Flowでメール通知を自動化する
ClaimCouponはShopify Flowと連携し、クーポンに関する各種通知を自動化できます。
トリガー一覧
| トリガー | 発火タイミング |
|---|---|
| Coupon Claimed | 顧客がクーポンを獲得した時 |
| Coupon Started | クーポンの有効期間が開始した時 |
| Coupon Expiring 7 Days | 有効期限の7日前 |
| Coupon Expiring 3 Days | 有効期限の3日前 |
| Coupon Expiring 1 Day | 有効期限の1日前 |
| Coupon Crew Reached | グループクーポンが必要参加者数に達した時 |
※クーポン使用時の通知は、Shopify標準の「Order paid」トリガーで実現できます。
Flowテンプレートの活用
ClaimCouponは、主要なトリガー向けのFlowテンプレートを提供しています。Flowアプリの「Browse templates」からワンクリックで追加できるため、ゼロからワークフローを組む必要はありません。
まとめ
ClaimCouponの基本的な使い方として、クーポン作成からFlow通知の設定までをご紹介しました。
- アプリ内でクーポンを作成(または既存ディスカウントをImport)
- Coupon IDをアプリブロックに設定してストアフロントに設置
- Customer AccountのExtensionを有効化してクーポン一覧を表示
- Flowと連携してメール通知を自動化
詳しくは製品ページをご覧ください。
- 著者
- ARMERIA編集部
- 監修
- ARMERIA(Shopifyアプリ開発/ECコンサルティング)
- 最終更新