配送日指定.JP - CVR改善の機能を搭載した配送日指定アプリ
配送日指定.JPをリリースしました。
CVR改善の機能を搭載した、新しいお客様アカウントに完全対応した配送日指定アプリです。
ARMERIAがShopifyストアのコンサルティングで見てきた「ここで売上が漏れている」「ここでCSが疲弊している」というポイントを、アプリの機能設計に落とし込みました。
単に配送日を選ばせるだけでなく、お届け目安表示や翌日配送バッジといったCVRを押し上げる機能、注文後にお客さん自身が配送日を変更できる仕組み、離島や休業日を考慮して「届かない日」を未然に弾く設計まで、売上に関わる部分を広くカバーしています。
CVR改善の機能
配送日指定アプリは本来「注文後」に使う機能ですが、配送日指定.JPは注文前のCVRにも効く機能を搭載しています。
お届け目安表示
商品ページに「15:00までの注文で最短2月1日(土)届く」といった形で、最短お届け日を動的に表示します。
購入前のお客さんが気にするのは「注文してから何日で届くのか」です。ここが分からないとカゴ落ちの原因になります。配送業者の一般論ではなく、ストアの出荷リードタイム・締め切り時間・都道府県別配送日数を反映した実際の最短日を表示するので、お客さんは安心して注文に進めます。
都道府県セレクターを表示すれば、お客さんが自分の住所を選んで正確な日付を確認できます。選択した都道府県はブラウザに保存されるため、2回目以降の訪問ではすぐに自分向けの日付が表示されます。
翌日配送バッジ
翌日届けられる商品に「翌日届く」バッジを表示します。
「早く欲しい」はEC購入の大きな動機です。コレクションページで商品を見比べているとき、バッジ付きの商品は明確に選ばれやすくなります。商品ページに置けば最後のひと押しになります。
バッジテキストと色はストア側で自由に変更できます。
新しいお客様アカウントに完全対応
Customer Account UI Extension を使い、新しいお客様アカウントの注文詳細画面に配送日指定機能を組み込んでいます。
注文後もお客さん自身で変更できる
締め切り時間まで、お客さんが自分のアカウントから配送日を自由に変更できます。
「急な予定が入ったので日付を変えたい」という問い合わせは、どのストアでも一定数入ってきます。これを全部CSで対応するとコストがかかりますし、対応漏れで配達されてしまえばクレームにもなります。お客さん自身で変更できる導線があるだけで、CSの負荷とクレームの両方を減らせます。
旧お客様アカウントからの移行先として
旧お客様アカウントで運用している既存ストアが新しいお客様アカウントへ移行する際、配送日指定.JPは最初から新アカウント前提で設計しているため、移行先のアプリとしてそのまま使えます。
移行タイミングについて少し触れておきます。Shopifyは旧お客様アカウントの非推奨化を2026年2月に発表しましたが、最終廃止日(Sunset)はまだ公表されていません。ただ、現実的には2026年9月前後で廃止されるというのが当社の見立てです。
10月以降はBlack Friday〜クリスマス〜年末年始の最繁忙期に入るため、ログイン認証方式の切り替えをShopifyがこの時期に強行するとは考えにくく、逆に8月より前では告知から猶予が短すぎる——間を取れば9月あたりが落とし所になります。
今は2026年4月末。つまり移行を検討しているストアは、遅くとも8〜9月には作業を完了させる必要がある計算です。年末商戦を安定したログイン環境で迎えるためにも、早めの着手をおすすめします。
旧お客様アカウントの廃止と移行の詳細は以下の記事で解説しています。
→ 【2026年】Shopify新しいお客様アカウントへの移行ガイドと日本ストアへの影響
売上を逃さない仕組み
ECの売上は、買ってもらって終わりではありません。届かない・期待通りにならないという体験は、そのまま返品コストとリピート喪失につながります。
配送日指定.JPには、こうした「事後的に売上を削る事象」を未然に防ぐ仕組みが入っています。
離島判定と注意喚起
郵便番号が離島に該当する場合、「お届け先が離島のため、ご希望の日時にお届けできない場合があります」という警告を表示します。
離島宛の配送は、通常エリアと同じ感覚で日付指定できません。中継便が入るため1〜2日遅れることも珍しくなく、希望日通りに届かないケースが発生します。何も知らせずに注文を受けると、届かない→クレーム→返品という流れになり、マーチャント側に対応コストと信頼損失が残ります。
先に「遅れる可能性がある」と伝えておけば、お客さんは納得した上で購入するか、他の配送先を選ぶかを判断できます。期待値と現実のズレが起きなくなります。
休業日・出荷リードタイムを考慮した計算
ストアの定休日、長期休暇、臨時休業、出荷リードタイム、都道府県別の配送日数——これらを全て営業日ベースで計算し、物理的に届かない日は最初から選択肢に出しません。
お客さんが「選べた日付=本当に届く日付」になるため、「指定した日に届かなかった」というクレームが構造的に発生しません。
なお、休業日は出荷日の計算にだけ影響させ、お届け日自体には影響させない設計にしています。配送業者は休業日でも配達するため、ストアの休業日を「届かない日」にしてしまうと機会損失になります。この区別もきちんと入っています。
配送日指定機能そのもの
コア機能である配送日指定は、ストアの種別に応じて最適な表示場所に出します。
| ストアタイプ | 表示場所 |
|---|---|
| Shopify Plus | Checkout UI Extension(Shippingステップ) |
| Plus以外 | カートページ/Thank youページ |
Plusストアではチェックアウトのシッピングステップ内で、住所確定後に配送日を指定できます。非Plusストアではカートページで事前指定、またはThank youページで購入後指定という形になります。
商品ごとに配送種別(宅急便・ネコポス等)を紐づけられるので、「この商品はネコポス・時間指定不可」「こっちは宅急便・時間指定可能」というように、商品特性に合わせた配送ルールを組めます。
お客さんが指定した配送日データは、すべて注文メタフィールドに統一保存されます。これの何が嬉しいかというと、アプリをアンインストールしてもデータがShopify側に残り続けるという点です。過去注文の配送希望情報が参照できなくなる、外部システム連携が切れる、といった事態が起きません。データの所有権はアプリではなくマーチャント側にあります。
注文管理ページからCSVエクスポートも可能なので、外部の出荷管理システムへの取り込みもできます。
プラン
BASICプランとAdvancedプランの2種類を用意しています。
- BASIC — 配送日指定のコア機能
- Advanced — 配送日指定 + お届け目安 + 翌日配送バッジ
どちらも30日間無料トライアル付きです。
配送日指定のコア機能はBASICで全て使えます。Advancedで追加されるのは、CVRを押し上げる付加価値ウィジェット(お届け目安・翌日配送バッジ)です。
お客様アカウントでの配送日変更機能は全プラン共通です。注文後の配送日指定はコア体験の一部であり、プランで制限すべきではないと考えているためです。
まとめ
配送日指定.JPは、配送日を選ばせるだけのアプリではありません。
注文前の不安を解消してCVRを上げ、注文後もお客さん自身で変更できてCSを減らし、離島や休業日を事前に弾いて届かない事故を防ぐ——これらをまとめて担うアプリです。
コンサルの現場で見えてきた「ストアが静かに売上を落としているポイント」を、アプリの機能として形にしました。配送日指定.JPを入れることは、ARMERIAのコンサル知見の一部をストアに組み込むことでもあります。
配送日指定.JPについて
詳しくは製品ページをご覧ください。
→ 配送日指定.JP
- 著者
- ARMERIA Editorial Department
- 監修
- ARMERIA (Shopify App Development / E-commerce Consulting)
- 最終更新